犬嫌い
取材で必ず聞かれる事、「トレーナーになったキッカケは?」
この質問が一番困る。
「子供の頃から動物が、犬が好きで」
「実家で昔飼っていた犬が問題犬で。。。」って言うのが憧れ。
でも、実は、、、そもそも私は「子供の頃から犬嫌いだった」。。。
子供の頃、ノーリードの、黒い大きな犬(今思えば、ラブラドール)に
公園で追い掛け回され、
馬乗りになられて噛まれた(今、思えば遊びの噛みで
傷は残らない程度)
飼い主さん曰く「遊んでるのよ~」です。。。
私の中では鮮明に記憶に残る恐怖体験で、
それ以来、全ての犬が恐くなり、
例えリードを付けていても、犬とすれ違うのも恐かった。
でも、、、何故かそんな私が、色々な紆余曲折があり、
ドッグトレーナーになる為に
渡米。。。。
成り行きで、実は、嫌々ながら訪れたアメリカの訓練所。。。。
訓練所に着いた初日は、「嫌だ、、、帰りたい、、、」と思っていた。
でも、フランス人師匠のマリノアの訓練を見た時、
私の中の全てが変わった。
恐怖でしかなかった犬を、初めて、尊敬した。
彼等の能力、作業意欲に鳥肌がたった。
素晴らしいと思った。
そこからは、犬の世界にふかーく、引き込まれ、今に至るしだいです。。。
そして、犬嫌いだった事からスタートしたから、
犬が嫌いな人の気持ちはものすごーく分かる。
犬は吠えるもの、でも犬が吠える、人に飛びつく行為は、
犬が好きな人にとっては、愛らしいが、
犬嫌いな人からすれば、
残念ながら、不快でしかない。
その気持ちがトレーナーとして現在、
役に立っている事も多いかもしれない。
犬が大嫌いだった私が、今は犬をものすごく尊敬している
彼等の能力は素晴らしいと思う。
彼等の素晴らしい、能力を少しでも、たくさんの人に知ってもらえたらと
思うな。。。その為に少しでも私で役に立てる事があればと
思う。
川野なおこ担当レッスン
佐々木潤子さんのブログはこちら犬のしつけならカワノe-ドッグ←ホームページもご参照ください。
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